つくばで第九2009を聴いてきました
今年で4年目だそうですが、「つくばで第九 2009」を聴いてきました。今日もつくば地方は快晴でひとつありません。しかも暖かいです。
開場14時30分、開演15時と早い時刻でしたが、13時過ぎには到着してあたりをうろうろしておりました(笑)。
さて開演。演奏前のこの静けさ、いいものです。厳粛な雰囲気。
1曲目は、「献堂式」序曲 作品124。
初めて聴きました(笑)。明るくて、ロッシーニぽいような。
そしていよいよ第九の演奏。
「苦悩を経て歓喜にいたる」と言われるベートーヴェンですが、手垢のついたその言葉は、私は好きではありません。確かに第九の構成はその通りなのですが、彼は酒を飲み、女に惚れてはふられながらも、案外、楽しみながら作曲していたのではないかと思います。
今日の第9は「苦悩を経て・・・」というよりも、宇宙開始のビッグバンから今に至るまでを音楽で表現したようにも感じられました。
第1楽章:宇宙の始まり。第一主題は、ビッグバンの音響。
第2楽章:それに続いて星雲や星団が作られていった、秩序ある時空の描写。
第3楽章:数十億年が過ぎたあとの平穏な時間。
第4楽章:人間が地球上に出現してから現代まで。もう争いをやめて、皆、共に歌おう。
そしてフィナーレ。全オーケストラのffで、曲は幕を閉じました。ホルンにちょっと気になる箇所はありましたが、生の第九を聴いて、大満足でした。
ホールから出ると、きれいなイルミネーションが輝いていました。
もう年の瀬ですね。街を歩く人の足も、心なしか、速く感じられます。
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