佐賀米
先月、生まれて初めて米を買いました。2010年産の佐賀米で、家族で食べる量のほぼ1年分です。
今年の秋に収穫される米に不安があるからですが、幸いにも関東近郊の米が値上がりしていたのに対し、佐賀米はほとんど値上がりしていませんでした。
これで、来年9月頃まで、米だけは安心して食べることができます。
残念ながら今の日本政府は、重大事故が起きた場合、国民の命や健康よりも、その場その場で国民がパニックを起こさないように切り抜けることのほうが大事なようです。
一例をあげると、150億円かけて作った「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」通称SPEEDIのデータは、原発事故直後、とんでもない数値を表示したのだと思います。公表されませんでした。
まもなく政府から、今年の米の収穫前後の放射能データが発表されるでしょう。(真偽は別にして)国民がパニックを起こさない内容だろうと予想しています。
「もの食う人びと」は、作家辺見庸氏を一躍有名にした1993年の著作ですが、その中に、ロシアの老人の話が出てきます。
彼らは、石棺の20km圏内に住み、そこでとれた農作物を食っています。老人は言います。
『ほかになにを食えばいいんだ、ほかに!』
Webで書評を見ると、毀誉褒貶の激しい1冊ですが、ルポとして読めば面白い本です。
話がそれましたが、食の安全は、自己防衛していくしかなさそうです。
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