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2012年1月14日 (土)

寒中お見舞い申し上げます

毎日寒いですね。今年は特に、寒さが沁み入る気がいたします。
あまりに寒くて、バイクに乗る気も、ブログ更新する気もおきません(笑)。

Img_5844

寒いとつい、暖房器具をつけてしまいます。我が家にあるのは、電気こたつ、ファンヒーター、エアコンですが、考えてみればそれらができて普及してきたのは、40年ほど前のことでしょうか。

 

私は幼少の頃、藁葺き屋根で過ごしましたが、記憶に残る最も古い暖房は、薪の燃え残った「熾(おき)」を入れたこたつです。
夕方、薪で風呂を沸かし、燃え残って赤く光るかたまりをスコップですくい、別棟の風呂場から運んで掘りごたつに入れるのです。それは父親の仕事でした。

母親はその間、かまど(古sign01)で夕飯の煮炊きをします。

こたつの底は、「いろり」のように灰が敷いてあって、「熾」はその上にそろりと乗せます。たまに、スコップからこぼれ、畳や布団を燃やしてしまいます。
底は、四方の淵が高くなっていて、足はそこに乗せます。

「熾」からあまり煙は出ませんが、燃えている最中のものがあると、煙がのぼります。したがってそういう時は、布団を開けてはいけません。
うっかりこたつで寝て、足先を真ん中に落としたりしたら、やけどが待っていました。

暖房は、他に何もありません。 

Img_5773

 

実家には古い墓石があって、年号を調べてみたらそれは400年前でした。400年前から○十年前まで、我が家の先祖は薪だけで冬を過ごし、命を次世代につないできました。
それは、日本の多くの家も同じでしょう。もっと正確に言えば、人類の曙からつい数十年前まで、そうやって先人は命を永らえてきたのです。

 

それに比べたら、現代人は堕落している・・・  と言うのは簡単ですが、では薪だけで冬を過ごせと言われても、無理というものです。
一度手に入れた快適な暮らしからは、抜け出せそうにありません。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
SevenFiftyです。

写真はどこでしょう。
寒さが伝わりますね。

涸沼なら今は寒シジミ漁ですね。
昨年、わたしは地元の寒シジミ漁を見るツーリングをやりましたが河口を渡る風は冷たかったです。

投稿: SevenFifty | 2012年1月14日 (土) 19時45分

こんばんは。
私の母親の実家が、同様のコタツを使っていました。
よく靴下に穴を開けたのを思い出しました。

投稿: utunosamu | 2012年1月14日 (土) 20時27分

こんばんは!
母方の田舎がまさにそのような感じでしたね。

朝起きると土間にあるかまどから立ち上がる煙と空気抜けようの穴(?)
から入る朝日が奇麗にコラボしていたのを思い出します。

年のせいか寒がりになりましたが、昔はもっと寒かったんですよね。
少し鍛えないとだめかもしれませんね!

投稿: わら | 2012年1月14日 (土) 21時06分

1枚の写真が物悲しく見えるのは 水面に映りこんでいる日差しの弱さでしょうか

いちごさんとそう変わらない年代の私の親の実家はまさに同じ家屋で生活をしていました。

なんと 我が家は時代に逆行しているので

お風呂は薪で、五右衛門風呂です。もちろん外では無いですが。
さすがにそろそろ改修時期が来ています。

オキのトコトコと温かいお風呂が湯冷めしなくて良いのですが
あとどれくらい持ちますか?


投稿: kamosika | 2012年1月14日 (土) 23時57分

両親の実家が萱葺きで、いろりのある家でした。
震災で電気や水道が止まったり、石油が手に入らなくなったときは、
いろりがあれば....なんて思いましたが、
薪をあつめたり、火をおこしたり、
そこに火をつけるまでが大変ですよね(^^;)
もう、あの時代にもどれそうもないです。

投稿: おくさん | 2012年1月15日 (日) 11時37分

SevenFiftyさん、おばんです。
ここは、正月に行った霞ヶ浦です。この日も寒い日でした。

>涸沼なら今は寒シジミ漁ですね。
いやぁよくご存知ですね。見てるだけでも寒そうです。
今日は寒いツーしてきましたが。

投稿: いちご | 2012年1月15日 (日) 16時32分

utunosamuさん、おばんです。
>私の母親の実家が、同様のコタツを使っていました。
我々の親の世代は皆そのようですね。
注意しないと、靴下に穴を開けましたね。あとはズボンがコゲ臭くなったり。

投稿: いちご | 2012年1月15日 (日) 16時33分

わらさん、おばんです。
>母方の田舎がまさにそのような感じでしたね。
なるほど、共通した世代が見えてきます。
土間のかまどと煙と朝日、日本の原風景のようです。
見る分にはいいですが、実際は寒いし不便だしで、快適ではありません。

>少し鍛えないとだめかもしれませんね
一度快適さを知ってしまうと、なかなか・・・ですね。

投稿: いちご | 2012年1月15日 (日) 16時35分

kamosikaさん、おばんです。
>1枚の写真が物悲しく見えるのは 水面に映りこんでいる日差しの弱さでしょうか
そうかもしれません。波頭で風を感じるのもあると思います。

>いちごさんとそう変わらない年代の私の親の実家はまさに同じ家屋で生活をしていました。
お、ここにも同じ方が一人。皆さん知ってるんですね。

>お風呂は薪で、五右衛門風呂です。もちろん外では無いですが。
今そうですか。貴重な存在ですね。

>オキのトコトコと温かいお風呂が湯冷めしなくて良いのですが
我が家の風呂は別棟だったので、冬はすきま風が凄くて参りました。湯舟から出ると途端に寒風です。

投稿: いちご | 2012年1月15日 (日) 16時39分

おくさん、こんばんは。

>両親の実家が萱葺きで、いろりのある家でした。
おお、また一人同世代が。

>震災で電気や水道が止まったり、石油が手に入らなくなったときは、
>いろりがあれば....なんて思いましたが、
これは使えますね。でも家の中黒くなりますから、家の作りから変えないとだめですね。

>薪をあつめたり、火をおこしたり、
>そこに火をつけるまでが大変ですよね(^^;)
そうなんです、雨降ったあとなどはなかなか火が点かなくて。
あの時代には戻れませんね。

投稿: いちご | 2012年1月15日 (日) 16時41分

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