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2012年8月22日 (水)

「小さな親切、大きなお世話」の本当の意味

この言葉の本当の意味は何か、それは現在使われている意味とは明らかに違うのではないかtyphoon、私は20年ぐらい考えてきました。

WEBページpcを検索しても、どこも似たようなことが書かれています。今さら説明するまでもありませんね。他人のために良かれと思ってしたことでも、それは必ずしも恩恵とはなり得ず、時には迷惑になる、と。

つまり、「小さな親切、余計なおせっかい」down
でも私はそういう使われ方を見るにつけ、本当にそうなのかsign02と疑問gawkを持ち続けてきました。

Img_7340

 

そして今日、これだという結論に至りました。それは・・・
「人が困っているときに、ほんのちょっとの手助けをすれば、相手にとっては大きな恩恵になることもある」

つまり、「小さな親切、大きな恩恵up  慣用的意味合いとは正反対です。

 

例えばこういう具合に。
両手に荷物を持った人が、観音開きのドアdoordoorに近づいている。それは老若男女誰でもよい。あなたはその方を知らない。しかしあなたはドアの近くに立っていて、開けてあげられる立場にいる・・・。

 

もしも、あなたがドアを開けなければ、ドアが手前に開く場合、その方はまず、開く幅を考慮して、どちらかの荷物を床に置く。次に、空いた手でドアを手前に開け、荷物を再び持って中に運び、荷物を下ろしてドアを閉める。そしてまた荷物を手に取り、奥へ歩いてゆく。
こういうとき、第三者がさっとドアを開けてやるだけで、助かりますね。荷物を下ろしたり持ち替えたりする必要がない。それが即ち小さな親切であり、相手にとって大きな恩恵である。

これが「小さな親切、大きなお世話」の、本当の意味shineなのではないかと思うのですよ。

繰り返しますが、

大きなお世話とは、『余計なお世話』ではなく『大きな恩恵』の意味 である。

Img_7358

 

しかしこの慣用句は、「恩恵」という言葉でなく、「お世話」という言葉を与えられたがために、曲解されて定着してしまいました。

社会人なら毎日のように、誰かに「お世話になります」と言っていますね。それは、あなたの恩恵を受けています、感謝しています、ありがとうございますという意味です。
この慣用句の「お世話」も、本来はそう使われていたのですが、一方で「余計なお世話だ」と使われるときの「おせっかい」の意味で定着してしまった・・・
というのは考えすぎでしょうか。

 

Img_7422

 

そこで思うのは、この慣用句が最初から「小さな親切、大きな恩恵」という文言であったなら、小さな親切をしようかな、でも相手には迷惑かなと考えることも減ったのでは、ということです。
日本の街はきれいだが、歩いている人は驚くほど他人に無関心だ、というのをよく目にします。この言葉が、「お世話」という言葉を与えられ、それが曲解されてNegativeな意味を持つことがなかったら、現代日本人の気質も   特に小さな親切心において   違っていたのではないかしら、とまで思うのは、さらに考えすぎでしょうか。

そういう意味で、この慣用句は誠に残念な言葉です。

もとより日本人は、八百万の神を信仰し、「和を以って尊しとなす」としてきました。その国民性と、この慣用句の現代における意味との間には、かなりの齟齬があります。

 

Img_73942

 

 

と、近所の花火大会を見ながら思ったこと。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

本当はどうなんでしょうね?
実は今使われている意味とは全く違う慣用句ってまだまだ
ありますよね。

言葉は時代とともに変化するものですが、本来はどうだったか
知りたいと思います。(といいつつ調べないんですけどね。)

投稿: わら | 2012年8月22日 (水) 21時14分

いちごさん、こんばんは。

確かにわたしもこの言葉についてはいちごさんの解釈が正解のような気がしますconfident
例えに挙げられたドアの件は良~く解りますし。
これって所謂「ゆとり」の世代には理解できない行動だと感じます。
特に最近はこの世代と一緒に仕事をすることも増えてきており
言葉で教えなければ自分から進んでコレができる若者が少ないのです...。
おっとsign03ちょっと話が脱線してしまいスミマセンcoldsweats01

投稿: renon | 2012年8月22日 (水) 23時11分

こんばんは。
SevenFiftyです。

わたしも間違って覚えていました。
逆の意味なんですね。
昔と今では意味が違うと言うか間違った使い方が結構ありますね。
「情は人の為ならず」「他山の石」「他力本願」「役不足」・・・いくらでも出てきます。

投稿: SevenFifty | 2012年8月22日 (水) 23時24分

小さな親切、余計なおせっかい……ふぅ(汗)

車で走ってると良く有る事ですが?
対向車の流れが多くなかなか右折出来ない時に、最後の対向車がスピードを緩め手招きで右折を促してくれる人が居ます。本人は親切での行為なのだろうが、こちらからはさっさと通り過ぎてくれれば何の気遣いも無く右折出来るのに……これって逆に迷惑

同じように小さな交差点で右折する車が邪魔で後ろに続く車が左側より追い越せなくて困ってます、センターラインを超えてでも少しだけ右に寄ってくれれば、双方向共にスムーズな流れになるのに、教習所でも右折の場合は右側に寄るって教わってる筈、みんな自分の事しか考えて無いんですね。まぁ遅いスピードで走るのを丁寧な走りと勘違いしてる人も居ますし、周りの流れに乗るって犯罪だとでも思ってるのでしょうか

あっ日曜日には久し振りに北茨城までツーしてきます、道の駅しもつま7時半出発、県内ツーにしては早いですね、ビーフラインの山桜でも8時40分頃でしょうか(笑)

投稿: 黒麦街道 | 2012年8月23日 (木) 06時33分

わらさん、おばんです。
ここに書いたのは私の勝手な考えですから、本当のところは分かりません(笑)。

投稿: いちご | 2012年8月23日 (木) 19時38分

renonさん、おばんです。
ゆとり教育世代には罪はありませんが、あれは失敗だったのでは?と思います。
気がきくかどうかは、持って生まれたキャラもありますが、全体的なレベルは世代によって差があるでしょうね。
わが2人の愚息は、正反対です(笑)。

投稿: いちご | 2012年8月23日 (木) 19時44分

SevenFiftyさん、おばんです。
>「情は人の為ならず」「他山の石」「他力本願」「役不足」
さすが! 確かにそうです。思いつきませんでした。

「あり難い」「おかしい」の意味も、古典と現代ではかなり違いますね。

投稿: いちご | 2012年8月23日 (木) 19時45分

黒麦街道さん、おばんです。

>車で走ってると良く有る事ですが?
はい、同感しながら読みました。

ところで日曜日とは、26日ですよね。私は会社の(強制的)旅行なんです(涙)。
>道の駅しもつま7時半出発
ということは、マスツーですね。
ということは、CB750four、CB500four、W諸氏・・・? ああぁっ、見たいっ、聞きたいっ!!!
でも今回は無理です。

そのうち是非ご一緒したく。(^^)/ 何しろ私のバイク原点は、これらの時代ですから。

投稿: いちご | 2012年8月23日 (木) 19時51分

何事にも思いが深いんですね。
花火を見ながら、こういう連想になることに繊細さを感じました。
日本人の考え方の原点に接した気分です。

投稿: utunosamu | 2012年8月23日 (木) 21時39分

utunosamuさん、おばんです。
いやいや繊細ではなく、ただの屁理屈屋です(笑)。

投稿: いちご | 2012年8月23日 (木) 22時10分

こんばんわ いちごさん

ようこそ北陸へ。
今週末は社員旅行のようですが、ほんの少し足を延ばせば、眼が釘付けになるような「K2」に会えますよ。 お店は、石川県は羽咋郡にあります。

投稿: チョコ | 2012年8月25日 (土) 21時25分

チョコさん、お久しぶりです。
K2ですか、ヒマラヤの山ではなく、CB750fourですよね(笑)。

バスの団体旅行なので、ちと無理でした。
どれほど釘付けになるのか・・・・とても気になります。

投稿: いちご | 2012年8月26日 (日) 22時54分

親切という名のおせっかい
そっとしておくおもいやり

相田みつをさんの詩です。


投稿: 通りすがり | 2016年9月23日 (金) 19時27分

>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
難しいですよね。
自己本位な親切も多々あると思います。
反対に、真に困っているときに差し出すべき親切もあるでしょう。

投稿: いちご | 2016年9月23日 (金) 23時40分

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