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2012年12月12日 (水)

ジョージ・セルのドボ8

前々記事の続きですが、ベト9と一緒に、ジョージ・セル指揮のドボ8(ドヴォルザーク 交響曲第8番)も買いました。

これがそのセル盤
Dscf8679

既に、クーベリック盤cdとアルノンクール盤cdもありますが、ジョージ・セルが指揮したドヴォルザークもいいらしいと知り、買ってみました。

と言うのも、吉田秀和氏の文にそう書いてあるからです。氏は、これら2つの演奏について、こう書いています。ただし、この文が書かれたのは遥か昔ですので、指揮者とオケの組み合わせは同じでも、演奏は異なります。

 

 セルの整然と一糸乱れぬ中に、やさしさをこめた演奏にくらべて、クーベリックのは、もっとダイナミックな動きにアクセントがおかれた、たくましい、そうして人間臭い演奏である。
 私は、その両方が気に入っている。

 

この第8交響曲について、氏はこう書いています。

 この交響曲は、最初から、ボヘミアのゆるやかな丘陵と河とをもち、薄い明るい緑とセピア色をした大気にとりまかれたおだやかな平原のように、やさしく私たちに語りかけ、親しみ深い話をする音楽である。

この曲を、何と分かりやすく解説した文でしょうか。

 

クーベリック盤
Dscf8678

 

CDの感想というより、吉田秀和氏の文章の感想になっています(笑)。

アルノンクール盤  第7は聞きますが、8はあまり聞きません
Dscf8677

 

また私は、この第3楽章から、黄昏の高原に吹く風を感じます。

クーベリック盤は、弦の音がシャープで、例えて言えば、あまり人を寄せ付けぬ、北国の湖に吹く風です。
一方、セル盤の音はふくよかで、もうちょっと南にある、人の息吹も感じられる見晴らしのいい湖に吹く風です。胸元のボタンを1つ外して、太陽が沈むまで、もう暫くここにいようか、そんな情景が浮かんできます。

 

CDには、2曲のスラブ舞曲も入っています。欲しいと思って買ったCDでも、増えてくると場所を取ります。
最近はiPodで聞くことも多いせいか、化石のようなオーディオは、あまり出番がありません。でも映画を見るときには活躍しています。時と場合によって使い分けるのが良さそうです。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
SevenFiftyです。

わたし珍しくドボルザーク聴きましたよ。
スターバト・マーテルです。
長すぎて寝ちゃいました・・・

投稿: SevenFifty | 2012年12月12日 (水) 19時43分

SevenFiftyさん、おばんです。
すんません、スターバト・マーテルは聴いたことありません。
今度聞いてみます。

投稿: いちご | 2012年12月13日 (木) 20時50分

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