「戦艦武蔵」読書感想文
最近、作家吉村昭氏の著作に凝っているわけですが、「羆嵐」「高熱隧道」「関東大震災」「三陸海岸大津波」に続いて、「戦艦武蔵」を読み終えました。
最初は、盛り上がりに欠けると感じましたが、中盤から、想像を絶した規模の戦艦建造の苦労、19時間にも及ぶ進水準備、実戦に投入されるあたりは迫真の描写で、一気に読んでしまいました。
画像はWebから拝借しました。
解説に、面白いことが書いてありました。
「吉村昭氏の作品の根底にある人間観、それは人間というものは何をしでかすか分からないということへの暗い好奇心と・・・」
『暗い好奇心』 好きですねぇ、こういう言葉。
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