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2013年8月29日 (木)

昆虫キライ

間もなく、夏休みも終わり。

夏休みといえば宿題、宿題といえば昆虫採集(論理が飛躍しているが)、昆虫採集といえば、昔「昆虫採集セット」なるものがあった。が、最近は全然見なくなってしまった。たぶん40才未満の方は、一度も見たことがないだろうと思う。

Konchu

さて昆虫であるが、どうも私は苦手downである。いや正確に言えば、昔はよかったが今は苦手coldsweats01になった、いやもっと正確に言えば嫌いbearingになったというのが正しい。

 

顧みれば、田舎の小学生にとって夏休みの楽しみと言えば、夕方虫網を持って樹上の蝉を取ったり、近くのクヌギ山に行ってクワガタを探したりすることであった。
学校の図書室で「ファーブル昆虫記」なんて本bookも借りて、読んだ記憶もある。

それが齢をとるごとに苦手になり、やがて嫌いになった。

 

今では、クワガタやカブトムシは♂を手でつかむのがやっとだし、カブトムシの♀に至っては、あのトゲトゲが痛い記憶があり、絶対に触れない。蛾なんて見ると、鳥肌chickが立ってしまう。ゴキについては、言わずもがな。
 
でもまだ、それらはいいほうsign02で、子供の頃ですら苦手なのが1つだけあった。
ナナフシである(きっと「七節」と書くのだろうな)。一見、木の枝のように見えるのに、手でつかむと(ふにゃっ)とするあの感触といい、実は枝ではなくて生き物だったと知ったときの、不意打ちのびっくりsign01具合は空前絶後であった。
 
 
よく考えれば、昆虫とは凄い生き物である。まず誕生から死までの期間が短いから、大型生物に比べて進化のスピードが物凄く速い(らしい)。
それに、鳥類penguinはいわば手の代わりに翼を持ったのに対し、昆虫は足が6本もある上に羽まであるのだ。凄すぎる。
 
まだある。いつか読んだ解剖学者の本によれば、脊椎動物は固い骨格を中心にして、その上に柔らかい組織をまとった。対して昆虫は表面を固くしてしまったものだから、成長するのに脱皮するしかない。しかし、肺まで脱皮するものだから、時折それが上手くできずに、脱皮途中で失敗して絶命するのもいる。
 
う~む、肺まで脱皮するとは、凄い話だ。
 
 
 
 
がよく記憶を整理してみると、齢をとるにつれて昆虫が嫌いになっていったのにトドメを差したのは、あの映画movieに違いないということが分かった。
その映画とは、「ザ・フライ」である。

The_fly

 
遺伝子レベルでハエと同化した主役が、一度食べたものをリバースしてまた食べたり、消化液を敵の顔にかけて白骨化させたり、と・・・
 
「おいおい、そりゃ、やりすぎだろsign03
 
と、ツッコミを入れたくなるぐらいの暴れっぷり。
 
 
それに、成虫に向けて変態していく造形の奇怪さとベトベトネチャネチャdashぶりときたら、凄いものであった。
 
こんな映画って、穀物と野菜budを主食とし、ご飯を食べ終わった茶碗にお茶を注ぎ、沢庵で縁を綺麗にして食べ飲み干すのが正式な作法だという胴長短足の民族には、決して作れないに違いない、と思うのである。 
 
 
なお、この映画に出たジェフ・ゴールドブラムという俳優、その後恐竜映画movieジュラシックパークにも出ていたが、ハエ男の印象があまりに強すぎて、恐竜映画の中でも、相変わらずハエ男にしか見えなかった(笑)。あまり顔が濃いと、そうなってしまうのかな。

Jeff

話は戻るが、冒頭の「昆虫採集セット」、中にあった赤と緑の液体は、防腐剤と殺虫剤という触れ込みだったが、実は90%以上はただの水であったらしい。すると、我々コドモはだまされていたのかsign02 いや、本物がそう安々と世に出回っていては物騒この上ないわけで、どうせ「ごっこ」なのだから、仕方ないのであろう。
 
 
それを最近全く見なくなった理由は、どうやら、そこに同梱されていた注射器が問題であったらしい。数百円で、気軽に注射器が手に入ることで、悪い目的に使う人がいたためである。嫌な世の中になったものである。
 
さて、すっかり嫌いになった昆虫なのだが、今でもたった1つ、好ましく感じる存在がある。
それはミツバチである。 
 
 
 
陽光うららかな日に、彼らが我が家の狭い庭に来て、猫を思わせる丸い体で、せっせと花粉やら蜜を集める姿は、実にほのぼのとする。

Bee

画像は全てWebからお借りしました
 
 
その働きぶりを見ながら、(がんばれよ)などを声をかけているのだ。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

昆虫採集セットなんてものがあるんですね!
子どもが見たら喜びそう(・∀・)

私も大人になるにつれて虫が嫌いになった一人です(´Д`;)
昔はダンゴムシを手で転がしたり、セミを捕まえたりしていた
んですけどねぇ~なぜ年をとると嫌いになるんでしょうかね。

投稿: なー | 2013年8月29日 (木) 20時55分

なーさん、コメントありがとうございます。
若いなーさんには、やはり初耳でしたか(笑)。これは昭和50年代初期まで、全国で猛威を振るっていたセットです(爆)。
でも今は、本文に書いた理由によって売られていません。

虫が嫌いになる理由は何でしょうかね・・・。
衛生観念でもなさそうだし、形によるもの?  う~ん、分かりません。

投稿: いちご | 2013年8月29日 (木) 22時24分

あれ?昆虫採集セット・・・知ってるな~(^^;)
親の提案で、
夜あかりに集まる虫を全部採集して、
夏休みの自由研究にした事があります。
でっかい蛾がめちゃくちゃ気持ちわるかった~!!

投稿: おくさん | 2013年8月30日 (金) 00時29分

そういえば、必ず夏休みの自由研究で昆虫や帖の標本を作ってくる子がいましたね!
昆虫採集セットや、理科実験用注射器がなくなった理由がそんなところにあったとは、知りませんでした。

いまだに、高3の息子は夏になるとクワガタを拾って来ます。そして毎年冬にはミイラになっております(-_-;)

投稿: わん’s | 2013年8月30日 (金) 09時05分

こんにちは。
SevenFiftyです。

わたしは子供の頃から今に至るまで虫嫌いなんです。
今更、虫好きになろうとも思いませんけどね、

>成虫に向けて変態していく造形の奇怪さとベトベトネチャネチャぶりときたら、凄いものであった
先日、NHKのドキュメンタリで生物の変態について放送されていました。
外形を変えるいわゆる変態と隠喩的な変態と何が違うのかと言う内容でした。
昆虫が幼虫・さなぎ・成虫と変化して生きるために羽を作り出して空を飛ぶ能力と、
人間が意思を持って生き方を変化することで飛行機を発明して空を飛ぶ手段を得たことが実は同じじゃないかと言う事です。
戦場の戦士も家庭に帰ると普通の人、作られた環境変化に自分の意思で生き方を変えることも変態なのだそうです。
カフカの小説『変身』の話も出ていましたが、わたしには難しくて分かりません。

投稿: SevenFifty | 2013年8月30日 (金) 10時56分

有りましたね。昆虫採集セット。
注射が発売を止めたというのも、時代なんですかね・・・・
少し寂しい限りです。

昨今は昆虫採集したくても木が無いので、カブトムシとか見つけるのも大変。
我が家の息子達も含め、虫嫌いな人が多くなってくるんでしょうね〜

投稿: わら | 2013年8月30日 (金) 17時45分

昆虫採集は、私もやりましたね~
虫は生命力の強さで、気持ち悪かったりします。
蟻がたむろする中で、頭が無くても動いている蝉とかはゾッとしました。
一番気持ち悪かったのは、使われなくなった防空壕に忍び込んだときに、天井一杯にいたカマドウマを目撃したときです。
腰が抜けました。。。

投稿: utunosamu | 2013年8月30日 (金) 21時03分

こんばんは。昆虫採取セット、自分も好きでした。 最初はこの写真の様な物を使っていましたが、
最後は百貨店の本格的な昆虫採集備品が売っているところで、本物(?)の道具をそろえた記憶があります。
そこで買った時の薬は、透明の小瓶にラベルが張られたもので、防腐剤入りの殺虫剤でした。
子供心的には、ちょっと物足りなかったのを記憶しています。
いや〜、懐かしいです。 しかし、90%が水だったとは。。。
あっ、私も今は虫を触るのが苦手になりました(汗)

投稿: やんべ | 2013年8月30日 (金) 21時10分

昆虫セットなんてあったかなぁ?
私の頃は、補虫アミと虫かごだったような。
標本なんて中学生になった頃のように思う・・未確定

百田 尚樹さんの『風の中のマリア』・・中々面白く読めました。

投稿: かもしか | 2013年8月31日 (土) 17時45分

>おくさん
やはり、同世代のようで・・・(笑)。っておくさんの齢知ってますけど(爆)。
>でっかい蛾がめちゃくちゃ気持ちわるかった
これはなかなか来ますね。鱗粉など散らされたらもう・・・。

>わん'sさん
はい、注射器がなくなった理由は、私も唖然としました。
息子さん、頼もしいですね。うちの愚息2人は、蛾でもゴキでも見ただけで大騒ぎしております。

>SevenFiftyさん
何やら難しい話ですね。
>外形を変えるいわゆる変態と隠喩的な変態と何が違うのかと言う内容でした。
となると、海に潜るのも変態なわけですね。バイクに乗るのも変態かな。
カフカ・・・外国文学はあまり読まないので、あらすじしか知りません。ある日起きたら、巨大な芋虫になっていた・・・というものでしたね。
束縛の多い現代社会の暗喩なのでしょうか。

>わらさん
やはりご存知で。
意外な理由で発売されなくなったようです。
都会は木が少ないから、苦労も多そうですね。
こっちではムカ○やゲジ○○もよく見かけます(嫌)。

>utunosamuさん
やはり、やりましたよね。
昔は、蝉も解剖してみたものです。腹の中は空洞で、ここで音を反響させるのかなと(汗)。
>カマドウマ
ベン○ョコオロギとも呼ばれていますが(笑)。あの形、色、意外な飛距離、逃げるために自在に取れる足・・・うわぁ、最高!!

>やんべさん
>百貨店の本格的な昆虫採集備品が売っているところで、本物(?)の道具をそろえた記憶があります
さすが、理系のやんべさんです。
90%が水と知ったときは、「騙された」と思いました。
今、見るのも触るのも嫌ですね。

>かもしかさん
>昆虫セットなんてあったかなぁ?
>私の頃は、補虫アミと虫かごだったような。
かもしかさん世代は、きっと私たちより上なのでしょう(汗)。だからなかったのかも。
>『風の中のマリア』
スズメバチのお話なのですね。今度見てみます。

投稿: いちご | 2013年8月31日 (土) 18時18分

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