速度警告灯は何故なくなったか
(下書きで保存していたのでちょっと前の話題になりますが)9月28日、秋晴れのホテルツインリンクで、お昼を食べながら230さんとお話しをしていました。
「昔は『中速車』というのがあって、一般道では50km/h制限だったね。原付二種は中速車だから、50km/h」
「それにバイクの高速での制限速度は80km/hだった。だから何気なく走っていて○○kmオーバーで確保されたことも・・・」
しかし、そんなこと知っている方はあまりいなかったのか、その話は2人だけで終了してしまいました。
思い出しました。昔のバイクにあって今のバイクにないもの = キックペダル、ヘッドライトON/OFFスイッチ、オーラ(これも大切)ですが、
「速度警告灯」もそうです。これは以前SevenFiftyさんからお借りしたCB750Fの写真です。
スピードメーター下部に「速度警告灯」というのがありますね(○印)。
80km/hを超えると、これが赤く点灯したものでした。夜走ると、まぶしくてとても目障りでした。私のCB750Fは、ラッキーなことに 買ってすぐに点かなくなってしまいましたが。
これはSBのメーターです。速度警告灯はありません。
今でも50cc原付には、30km/hの警告灯がついているようです。
当時を振り返れば、車も100km/hを超えると「チンコンチンコン」とチャイムが鳴りました。目的は眠気防止だそう。が却って単調なチャイムが眠さを誘発するという説も。
がこれには外国の自動車メーカーから(免許制度と同じく)圧力要請がかかったようです。
『輸出の際、日本向けだけに、こんな面倒なものつけてられるか。やめてくれや』ということかな。
そして、車のチャイム、バイクの警告灯はいつのまにか廃止されました。
また「中速車」の区分も、廃止されました。
今でも稀に『40高中』という標識や道路標示があって、マニアな方にはウケているらしいです。意味は、「高速車も中速車も、ここは制限40キロだぞ、守れやこら」ということです。
『50高』もありました。中速車は50キロ上限なので、これは高速車にだけ50キロ縛りをかけるという意味です。
古い話でした。
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コメント
速度警告のチャイムは、確かに輸入車からのクレームで無くなりました。83年頃の話と記憶しています。二輪車の速度警告灯は、それよりは後になって無くなったと思います。誰か、84年発売の最初期型のGSX750Rとかお持ちならメーターパネルを見てくださいな。多分、装備されていると思います。
投稿: 猫の顔 | 2013年11月13日 (水) 23時42分
88年型(だったかな?)のS13シルビアにも速度警告チャイムはついていました。
85年型のHONDA XLR250Rにも速度警告灯がついてましたね。
遠い昔の話ですが…。
投稿: tosaka | 2013年11月14日 (木) 01時30分
いちごさん ご無沙汰してます。
懐かしいですね(笑) 私の車にも勿論装備されてませんが、レーダー探知機に機能がありぬふわキロで懐かしいチャイム音が聞くことが出来ます。
一般的な捕獲速度で鳴るので助かったりしてますが・・・^_^;
投稿: katsu | 2013年11月14日 (木) 09時04分
こんばんは。
SevenFiftyです。
昔々は速度警告灯なんて無かったんですが、いつのまにやら標準装備、外圧であっけなく撤廃なんですよ。
いいかげんなもんです。
>昔のバイクにあって今のバイクにないもの
タンデム用のバンドかな。
珍しくブラームスを聴きましたよ。
それもホールのパイプオルガンで弾くオルガン曲です。
オルガニストの練習中にお邪魔して、1時間ほどアレコレ聴かせて頂きました。
投稿: SevenFifty | 2013年11月14日 (木) 21時01分
こんばんは!!
そんな話しましたね(^^)
私が中速車がなくなったのに気付いたのは
モンキーを購入した2007年でした。
88ccにしようと思っていたので中速車だなと
思っていたら1992年には廃止になっていたんですね(^^;)ビックリ
250ccにも乗っていたのに(ノ∀`)アチャー
投稿: 230 | 2013年11月14日 (木) 21時51分
こんばんは。そういえばそうだったなぁ〜とおもいだしました。
そのあと、子供の頃に乗った父親の車での「キンコーン、キンコーン」という音が頭の中で蘇りました。そしてなんとも懐かしい気分になりました。
うーん、目のつけどころが素晴らしいです♪
投稿: やんべ | 2013年11月14日 (木) 22時19分
>猫の顔さん
やはり、輸入車からのクレームで無くなったのですね。83年頃ですか。
>84年発売の最初期型のGSX750Rとかお持ちなら
いやいや、持っていません(笑)。
情報ありがとうございます。
>tosakaさん
やはり、80年代中盤頃になくなったのですね。
>S13シルビア
懐かしいです。あのプロジェクターライトは斬新でした。
>katsuさん
ぬふわキロで懐かしいチャイム音が聞くことが出来ます
おお! あの単調な音ですか。一度聞いてみたいです(笑)。
>SevenFiftyさん
>タンデム用のバンド
確かに! それもありました。
ブラームスのパイプオルガンですか、珍しいですね。
『ブラームスはお好き?』という映画もありました。
ドイツ人ブラームスの演奏は、ドイツ人カール・ベームが指揮した交響曲2,3番が好きですね。
とても気に入ってます。
水戸にもパイプオルガンがある「水戸芸術館」がありますので、そのうち行ってレポ書きますね。
>230さん
>中速車がなくなったのに気付いたのはモンキーを購入した2007年でした。
私は2012年でした(笑)。
250ccも、もはや中速車ではありませんね。歴史を知っているとかえってややこしいかも。
>やんべさん
>子供の頃に乗った父親の車での「キンコーン、キンコーン」という音が頭の中で蘇りました
私が20代で乗っていた「ルーチェ」という車でも鳴りました。
あまり齢違わないはずですが(爆)。」
今度はキックペダルを書きます。
投稿: いちご | 2013年11月15日 (金) 22時34分
たびたびです。
>昔のバイクにあって今のバイクにないもの
今は法規で常時ライトオンなので、ライトのOFF/ONスイッチですね。(ポジションランプもね)
FIが一般化したのでチョークとキャブ。
ロータリーエンジン(スズキのRE5)と2STエンジンのバイク。
ターボもそうだけど、これは復活する可能性がある。
メカニカルディスクブレーキ(Z200など)。
他にもあるけど、わたしには乗りたいと思わせる魅力でしょうね。
おっさんの感傷です。
投稿: SevenFifty | 2014年4月18日 (金) 22時58分
>SevenFiftyさん
ライト、チョーク、キャブ、ロータリー、2スト・・・・なるほど!
メカニカルディスク・・・なるほど。
CBX400のインボードディスクというのもありました。
>「乗りたいと思わせる魅力」
渋いですね。
私は、CB750fourがスタイルもマフラー音量もそのまま出たら、即買い!です。
でもキャブよりFI、ディスクも現代のがいいし、チューブレスタイヤがいいです(笑)。
投稿: いちご | 2014年4月19日 (土) 00時17分