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2013年11月15日 (金)

キックペダルは何故なくなったか

前回の記事の続きのような内容ですが、キックペダルつきのバイク、少なくなりました。今では50ccと、オフロード車の一部で見かけるぐらいです。しかし1970年代までは、国内最大排気量の750ccまで、キックペダルは装備されていました。

手元に、原付小僧の頃に集めたその時代の750cc(ナナハン)のカタログがありますが、CB750K7&FⅡ、Z750F、GS750、それからTX650。カタログの写真全てにキックべダルが写っています。

 
例えばCB750FⅡ (この、ウナギのような細長いスタイルが好きだった)

Img_0637

 
 
Z750F D1
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GS750
Img002
 
 
 
しかし、後に続く国産ナナハン第二世代    CB750F、GPz750Rあたりからなくなるので、1980年代初めにビッグバイクのキックペダルは絶滅したと言えるようです。
 
 
 
CB750F
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GPz750R
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絶滅した主な理由は、セルモーターで十分ということなのでしょう。車もはるか昔は手動でクランクを回していたと言いますし。
 
 
ビッグシングルやツインは、『ケッチン喰らって隣の空地まですっ飛んだdash』などと都市伝説としか思えないようなものもありますが、その脚力たるや大変なものだったのでしょう。
でも、キックペダルがあると環境配慮にもなると思うし、安心だし、いいなぁと思うのです。もっとも、実際にキックで始動できるのは、4気筒1,000cc、2気筒800cc、単気筒500ccぐらいが限界なのでしょうか。1200cc2気筒なんて、キック始動なんて無理そうですし。
 
かく言う私は、400cc2気筒のホークⅡまでしかキックは経験したことがありません。
 
 
 
 
沸き立つ入道雲があかね色に染まる真夏のPAで、衆人環視の中CB750Fourでキックを豪快にかまし、HM300の轟音をあたり一面に焼きつけて走り去ってみたい・・・。
猫の顔さん、エンディングをちょっと真似させていただきました)

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バイク」カテゴリの記事

コメント

もう、しょうがねぇなぁ!(笑)
猫の顔です。文章真似される位、猫の顔も有名になったってことか?(笑)

キックは、バッテリーの性能向上が80年代から著しくなったから不要と考えられたのでしょう。
大昔のハーレーなんか1200ツインでキック始動だから、その苦労たるや、察するに余りあります。低品質のガソリンやオイル、未舗装路で大量に吸い込んだホコリで疲弊した発動機を始動させるには、かなりの熟練度が要求された事でしょう。国産重量車の雄のメグロも最後までキック始動です。ケッチンは、このご時世では体験したライダーはもう皆無でしょう。有名なのは、ハスラー400、YAMAHAのRT1の初期型でしょうか?
特にYAMAHAのRT1は、あまりにもケッチン多発で、モデルチェンジしてデコンプ着けた位頻発したようです。
やはり2サイクルビッグはケッチン覚悟の男の二輪車なのです。猫の顔が目撃したケッチンは、YAMAHAのMX90というモトクロッサーで、適当にキックしたら、マフラーからスバーンと火が飛び、キックアームが凄い早さでバチーンと逆戻り戻りして来ました。たったの90でこの有り様ですから400なら、推して知るべしですな。

投稿: 猫の顔 | 2013年11月16日 (土) 00時05分

大昔のハーレー、行きつけのバイク屋に修理で来ていたのでケッチン食らったことがありますが本当に空飛ぶかと思いました。靴底の分厚い靴を履いていたので良かったですがぺらっペラのスニーカーだったらどうなっていたか。(片足押さえて跳ね回っていたやつもいました。)そのキックペダルも自転車のペダルのようなやつでした。今はオフ車も全部セルですもんね。

投稿: tosaka | 2013年11月16日 (土) 02時30分

こんばんは。
SevenFiftyです。

>都市伝説としか思えないようなものもありますが
わたしの若い頃は都市伝説ではなく現実でした。
目の前でケッチンを喰らってぶっ倒れたライダーは何度も見ました。

>400cc2気筒のホークⅡまでしかキックは経験したことがありません
はやくキックがあるでかいバイクにしましょうよ。
Kシリーズならキックし放題ですよ。
キンキンに冷え込んだ朝のキックはエンジンより先に身体が温まります。

投稿: SevenFifty | 2013年11月16日 (土) 20時18分

>猫の顔さん
すみません、いつも素敵なエンディングなので、つい真似させていただきました(笑)。
>キックは、バッテリーの性能向上が80年代から著しくなったから不要と考えられたのでしょう。
なるほど、バッテリー性能向上ですか。
>大昔のハーレーなんか1200ツインでキック始動だから、その苦労たるや、察するに余りあります。低品質のガソリンやオイル、未舗装路で大量に吸い込んだホコリで疲弊した発動機を始動させるには、かなりの熟練度が要求された事でしょう。
おお! tosakaさんも書いておられますが、ハーレーもキック始動でしたか。今では想像つきません。
メグロ、ハスラー400、YAMAHAのRT1・・・
へえ! の連続です。ハスラーは知っていますが、あとはあまり分かりません。
>RT1は、あまりにもケッチン多発で、モデルチェンジしてデコンプ着けた位頻発したようです。
SR500にもデコンプはあったような・・・。凄い世界ですね。

>tosakaさん
大昔のハーレーは凄いのですね。男のバイクです。
しかも自転車のペダルとは、見たことありません。
体格のいい人でないと乗れないバイクだったのですね。

>SevenFiftyさん
>わたしの若い頃は都市伝説ではなく現実でした。
聞くところでは、隣の空き地まですっ飛んだなんてのもありますが、これはさすがに都市伝説ですよね。
>Kシリーズ
いいですね。一度でいいからキックかまして走り去ってみたいです。
>キンキンに冷え込んだ朝のキックはエンジンより先に身体が温まります。
素晴らしきかな60年代! 70年代かな。

投稿: いちご | 2013年11月17日 (日) 17時58分

またしても・・・

ご無沙汰しております。

「ケッチン」ネタに食いつきました(笑)

ケッチンの都市伝説って、結構ありますよねぇ~
ちっちゃな女の子が、ケッチン食らって 隣の家の屋根にって・・・


若いライダーに、ケッチンって何って言われた事がありますね。


今度、御一緒する機会がありましたら、 是非とも、キック踏んでみてください。

投稿: クールけん | 2013年11月18日 (月) 20時21分

ケッチンを定義します。ケッチンとは、キック踏んだら、2サイクル車両で考えてもらいたいのだが、一応火は飛んだけど、クランクが正回転に回り切らず爆発圧力でキックアームが跳ね返ってくる現象を示します。痛いぞぉ!脛にキックアームが跳ね返って来たら泣けるだろな!

投稿: 猫の顔 | 2013年11月19日 (火) 00時02分

私が始めて買ったバイクがHONDA XR250Rというレーサーでした。
バッテリーも積んでいないバイクでもちろん始動はキックのみ。
慣れなくて、小一時間キックしたあげくケッチンくらって、右足首
ねんざしたことを思い出しました。
あのころは、セルがある事に凄い憧れがありましたが、今はキック
があるバイクに憧れてしまいます。
最近の国産オフロードでは、キックは絶滅してしまったので、寂しい
限りです。

投稿: わら | 2013年11月19日 (火) 00時03分

しつこい様だが、50年代のハーレーのキックは、まるで自転車の様なペダルが着いていました。猫の顔は現物を目撃しました。あれは、くるくる回ってキックしづらいだろな?
4サイクルでも何度もキックしたら、エキパイからマフラーまで生ガスが充満するので、下手したら、鬼の様なバックファイアとケッチンが来るでしょう。セルは偉大です。

投稿: 猫の顔 | 2013年11月19日 (火) 00時16分

たびたびです。

>隣の空き地まですっ飛んだなんてのもありますが、これはさすがに都市伝説ですよね
隣の空き地まですっ飛んだ人はいませんよ。
当時の仲間で一番悲惨なのでは腓骨骨折です。
足首の細い骨なので折れやすいです。
折れてもしばらくはひどい打ち身と思っているので自分で病院に行きましたよ。
一ヶ月ほどギブス生活だったんじゃないでしょうか。
>素晴らしきかな60年代! 70年代かな。
その日が近いと信じております。

投稿: SevenFifty | 2013年11月19日 (火) 01時06分

>クールけんさん
ご無沙汰です。
都市伝説、あれこれ見るとありますね。
さすがに
>ちっちゃな女の子が、ケッチン食らって 隣の家の屋根にって・・・
これはないかと(汗)。
若いライダーはセルオンリーですから、知らないのでしょうね。
>是非とも、キック踏んでみてください。
ええ、是非ともW3のキック始動してみたいです。

>猫の顔さん*2
ケッチンとは、2サイクルより圧縮の高い4サイクルのほうが痛そうですが・・・。
>一応火は飛んだけど、クランクが正回転に回り切らず爆発圧力でキックアームが跳ね返ってくる現象を示します
そうですよね。逆回転による急襲。

>50年代のハーレーのキックは、まるで自転車の様なペダルが着いていました。
↑に、tosakaさんも書いておられます。回ってしまいますが、接触面積は多いから足は痛くないかも。
セルは偉大ですね。バッテリー上がりには手も足も出ませんが。

>わらさん
>HONDA XR250Rというレーサーでした。
WEBを見てみたら、確かにバッテリーのない点火方式というのでこのバイクがありました。
>小一時間キックしたあげくケッチンくらって、右足首ねんざしたことを思い出しました。
小一時間とは・・・真夏なら脱水してしまいそう。冬ならぽかぽか。
>あのころは、セルがある事に凄い憧れがありましたが、今はキックがあるバイクに憧れてしまいます。
キックはほぼ絶滅してしまいましたが、やはりいざという時のために欲しいですね。

>SevenFiftyさん
腓骨骨折とは、これまた凄いですね。社内の労災で見たことはありますが、大怪我でしたよ。
もっとも、案外折れやすいそうですが。
>その日が近いと信じております
いや、それはありません。何より¥がありません(汗)。

投稿: いちご | 2013年11月19日 (火) 22時19分

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