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2014年1月10日 (金)

夕暮れのモーツァルト

今日、と言ってもつい先ほどなのだが、仕事帰りに車に乗ったら、ラジオからモーツァルトのピアノ協奏曲第27番の第2楽章noteが流れてきた。

死の年shadowに書かれた、最後のピアノ協奏曲である。この、静けさに満ちた音楽は、Wikipediaでは『その清澄なスタイルから、それまでの彼のピアノ協奏曲と一線を画す』とある。

 

以前読んだ何の本bookだったか思い出せないが、こんなことが書いてあった。
「ここまで、どれほどの苦悩や葛藤があったことだろう。それらを超えてたどり着いた境地で、彼は、もはや誰にも聞かせることのない、澄んだ諧音を響かせる」 

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写真は本文とは関係ありません

 

この曲を作った頃、彼は、放蕩の果ての極貧生活をしていたから、正体不明の男からのレクイエム作曲に飛びついた。高額報酬だったから体調が悪くても作曲を続けたが、やがて衰弱は進み、男に死神の影を感じて怯えた。
「これは僕の死のための音楽だ」と泣きながら続けた。映画「アマデウス」にもレクイエム作曲シーンがあった(映画ではサリエリが協力しているが)。

 

今日はことのほか寒かったが、冷えびえとした空気の中、車内でピアノの音色を聞きながら、そんなことを考えていた。音楽に作曲家の人生を重ねて聞くのも、クラシック音楽の楽しみの一つである。

 

YOUTUBEでは、内田光子の演奏しか見つからなかった。第2楽章は14分15秒から。興味のある方はどうぞ。

 

新年早々暗いsign02  いや単に芸術についての記事。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

お晩です
なんか 久しぶりに「ピアノ協奏曲第27番」を聴きました。

内田光子さんのモーツァルトは好きですよ
全盛期に生で聞きたかった。・・・・知人曰く「顔がコワイ」 確かに

時々クラッシック もいいなぁ

投稿: かもしか | 2014年1月10日 (金) 20時09分

こんばんは。
SevenFiftyです。

LEDのライトアップの夜景を撮るといっつも「何じゃこりゃ」になります。
色もピントもどうもヘンなんですね。
カメラを使い切れません。
この冬も町の中のライトアップの風景はパスしました。
代わりに撮ったのは、大晦日の深夜に行われる稚児舞の風景でした。

投稿: SevenFifty | 2014年1月10日 (金) 21時40分

ピアノ曲は大好きですが、聴くのはソロばかりで、協奏曲はほとんど知りません。
モーツアルトのレクイエムに関するエピソードは有名ですよね
なのでベッドでコロりんしながら聴いてみようっと♪
・・・寝ちゃうかも(爆)

投稿: ウシ子 | 2014年1月11日 (土) 00時55分

>かもしかさん
CDは1枚持っています。確か22番だったかな。
でも、確かに怖いですね。
今でもコンサートは開いているようですが、高い高い、とても行けません(汗)。

>SevenFiftyさん
稚児舞の風景、いい写真ですね。こっちではこのような催しはありません。
LEDライトの夜景、露光時間を増やしてはどうでしょう。コンデジでも設定はあるはずでは?

>ウシ子さん
有名なエピソードですよね。
私は器楽曲は今一で、ショパンなどはほとんど未開拓です。
今度教えてもらおうかな・・・。

投稿: いちご | 2014年1月11日 (土) 19時18分

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