はじまりはいつも…
私は20代の頃塾講師のアルバイトをしていたが、いつも、遅れてくる女子高生がいた。彼女の名前は忘れてしまったが、姓は塚本(仮名)と言った。
塾まで常磐線の駅1つ乗ってくるのだが、週1回、私が担当していた日は、部活か何かがあったのだろう、毎回10分くらい遅れてやってきた。
しかし彼女はいわゆる小太りだったせいか、常に汗を拭きながら入ってきて、一番前の席に座って、さらにしばらく汗を拭くのだった。
今で言う「いじられキャラ」で、彼女を取り巻いていつも笑いが起きていた。
その日は蒸し暑い雨が降っていて、彼女はいつもより大汗をかいて入ってきた。
その様子を見て、若かった私は思わず言ってしまった。
途端に、教室は爆笑に包まれた。
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コメント
ん?これ実話???
いちごさんは詩人だから実話か作り話か不明です。
ま、どっちでもいいですが面白かったです。
そろそろバイクに乗れそうですよ。
準備しといてくださいね。
投稿: かき | 2018年2月20日 (火) 10時49分
>かきさん
はい、これは全て実話です。って大した話ではありませんね。
バイクには乗れそうですが、ウェット路面を走ったあとの洗車が面倒でして^^;
投稿: いちご | 2018年2月22日 (木) 01時06分
ふとしたことで
思い出す人っていますね。
この辺りもバイクを散らほら
見かけるようになりました。
原付きのオバチャンばかりですが。
投稿: 片田舎動物病院 | 2018年2月22日 (木) 07時58分
>片田舎動物病院さん
あるきっかけで思い出す人、いますね。
私もたまに原付に乗っています。
この近辺で原付に乗っているのは、私と富山大学生だけです。^^;
投稿: いちご | 2018年2月22日 (木) 19時41分