あの作家のファンはいい加減諦めたらどうか
ノーベル賞の数々が発表されました。素晴らしいことです。
創設者のアルフレッド・ノーベルはもちろん、受賞された方々は皆、輝かしい功績を残しています。圧倒的な知性、果敢に挑戦する強靱な意志。受賞者の話を聞くほどに、その生き方には感銘を受けます。
しかし、毎年ノーベル賞が発表されるたび、不思議な方々をテレビで見て、奇妙な感じを受けます。こうも何年にもわたって期待して集まって、落選して、それでも彼の受賞を信じる理由は何か? なぜ集まって酒を飲みながら発表を待っているのか? それ自体が目的となっていないか? どうもこの方々の行動を見るたび、奇妙な感じはやがて嫌な気持ちに変化するのです。きっとそこには、
「こうして毎年集まっていることが、選考メンバーの目に留まるかもしれない。しかも受賞すれば、期待して集った飲み会が、そのままお祝いになるではないか」
という、ロビー活動にも似た、一種のいやらしさと、空虚で独りよがりな期待感が感じられるからでしょう。
まぁ、何を目的に酒飲んでもいいんですけどね。
でも、彼がノーベル文学賞を受賞するのは無理だと思います。かつてノーベル文学賞を受賞した川端康成、大江健三郎。そして受賞候補と言われた三島由紀夫と、彼との力量の差は、歴然です。
まぁ、あの百田某よりは、少しまともだと思いますが。
と、読者10人ぐらいのブログなら炎上もしないでしょう。ということで書いてみました。
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コメント
うわぁぁぁ~過激発言してるぅぅ
同感だけどね(笑)
賞はノーベル財団の選考委員が選ぶもの
欲しいって周りを煽り立てて貰えるならお金で買うのと同じ?
実力が認められての賞なのでファンの多さじゃないんだ
投稿: 黒麦街道 | 2019年10月11日 (金) 08時25分
>黒麦街道さん
酔って書いて、朝見て「うわぁぁぁぁ」と思ったので、トーンダウンして復活させました(笑)。
確かに財団の選考委員が選ぶものですよね~。
投稿: いちご | 2019年10月13日 (日) 01時33分
始めまして<(_ _)>
何時も楽しく読み逃げしています。
まったくもって同感です。
投稿: 金沢の素人 | 2019年10月14日 (月) 11時01分
>金沢の素人様
コメントありがとうございます。
読み逃げ、大歓迎です。
同意ありがとうございます(笑)。
投稿: いちご | 2019年10月15日 (火) 19時41分