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2020年8月23日 (日)

小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリング 第2回

8月22日の暑い日、シリーズ化しようとしている小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリングの第2弾に行ってきました。しかし事前準備が悪かったため、予定と違った内容になってしまいましたが。

今回はかきさんと一緒で、朝7時にかきさん宅を出発。
予定ではまず高山市に入り、そこから「飛騨ぶり街道」を走って野麦峠へ、そこから野麦街道を走ってできれば松本まで……と思ってはいましたが、ナビの設定を高山市の適当なところに設定して高山市が近づいたところで止まると、あれ、あと40km以上もある、方角もちょっと違うというわけで、予定変更。先に野麦峠に行き、そこから高山市に向かうことに。当初の予定と逆になりました。

一緒に走るのも久々なので、B+COMのペアリングにも苦労しながら、くねくね道を走り、安房トンネルを抜けて、野麦峠着。

 

政井みねと兄の辰二郎の石像。これを見るのは3回目ですが、小説を読んでから見るのは感慨深いものです。

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小説によれば当時みねは20才、辰二郎は31才でした。高山市にいた辰二郎は、岡谷の生糸工場で働いていたみねの工場から「ミネビヨウキスグヒキトレ」という電報を受け取ります。彼は岐阜県高山市角川から長野県岡谷市まで、7つの峠と30里以上ある険しい山道(つまり120km以上)を休まず歩き、たった2日で辿り着いたといいます。

 

彼はみねを背負子に乗せ、角川まで歩きました。しかし腹膜炎にかかったみねの意識は朦朧とし、野麦峠の頂上(つまりこの場所)に来たところで、
「あー飛騨が見える、飛騨が見える」
とつぶやき、まもなく息を引き取りました。しかしこの場所からは飛騨は見えません。彼女は薄れゆく意識のなかで飛騨を見ていたのでしょう。

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小説はこう続いています。
「みねは飛騨を一目みて死にたかったのであろう」、そういって辰次郎は六十年も昔のことを思いだして、大きなこぶしで瞼を押え声をたてて泣いていた。当時の彼の衝撃が想像される。

 

 

などと思いながら、野麦街道の旧道が見えているので、そこを上がってみることにしました。行き先には観音像と、政井みねの碑があるようです。しかしかなりの急坂で、オッサン2人は肩で息をしながら上りました。

 

熊笹(=野麦のこと)の中を先に行くのはかきさん

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政井みね之碑 とあります

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お助け小屋

かつては工女が飛騨高山方面に帰るときの宿でしたが、現在は観光施設です。

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ここでバイクを何気なく見たら……
あれ? タンクとカウル右側にオイルをかけたような跡がある…… 誰かイタズラした? 自粛警察? ん?

あとで判明しましたが、何と、ブレーキのマスターシリンダーからブレーキオイルが滲んでいたのです。暑すぎるせいか、パッキンの劣化か、いずれにしても嫌なものです。大したことはないので、このまま行きましょう。

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乗鞍岳は雲と建物に隠れてあまり見えません。

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野麦峠の館

工女の復元がされていますが、実際の工女の衣服は、こんなに綺麗ではなかったでしょう。

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野麦峠は標高1600m以上あるので、あたりにはススキが生い茂り、既に秋の気配がありました。空気も明らかに下界とは違います。

 

長くなるので、続きといたします。ただしこの記事の「野麦峠の舞台を訪ねるツーリング」は以上です。

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コメント

野麦峠を巡るツー良かったですね。
最初の予定とはちょっと逆になりましたが
また機会があれば高山から登ってみたいですね。
峠から松本へ抜けるルートも走れればいいですね。
峠の頂上はもう秋の気配がありましたが
やっぱり下界は暑かったですね。
次回は飛騨市のR471からR41に合流するところから
高山を通って野麦峠を登り松本に行きませんか。
秋になればちょっとは涼しく走れると思いますね。
『「野麦峠の舞台を訪ねるツーリング」は以上です。』
とありましたがまたよかったらご一緒しましょう;。

投稿: かき | 2020年8月24日 (月) 09時14分

>かきさん
くねくねあり、高速あり、先頭も入れ替わって充実したツーでしたね。
次は高山から行きましょう。
できれば松本経由で諏訪湖まで。
するとビーナスはまた別かな。^^;

『「野麦峠の舞台を訪ねるツーリング」は以上です。』
は、この記事での野麦峠は以上ですという意味です。
まだまだ続きますよ。

投稿: いちご | 2020年8月25日 (火) 01時20分

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