小説「ゼロの焦点」に描かれた北陸
連休で時間があるのでマメな更新です。
松本清張の小説はいくつも映画やテレビドラマになっていて有名ですが、そのひとつ「ゼロの焦点」を読んでみました。読んだ理由は、この小説の舞台が北陸であることで、私が北陸にいるのもいよいよ先が見えてきて、今のうちに読んでおくとよさそうだと興味が沸いたためです。
ところで松本清張氏、Wikiによると出身は広島県ですが、北陸が出てくる小説は他にもあって、「けものみち」のヒロイン民子の出身は富山県高岡市伏木(ふしき)です。
しかしいろいろな小説や映画で、北陸という地は、《暗く、憂鬱な土地、犯罪者が逃げ隠れる地の果て》というイメージで語られることが多いようです。平家の落人伝説も多くありますし、15年間逃亡して時効寸前で逮捕された福田某も、一時期は石川県の和菓子屋におり、逮捕は福井県でされました。
「ゼロの焦点」に描かれた北陸も、やはりそのようなイメージで描かれています。
※テレビの健康食品のCMではありませんが、個人の感想です。また文章を切り取ったことで、意味が変化している可能性があります。
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