日光へ日帰り旅行

今年のGW、私の休みは5日から7日までです。3月に結婚した長男夫婦と次男が帰省したので、久々に5人そろいました。そこで5日は、長男妻のかねてからの希望により、日光へ行くことにしました。

かなりの渋滞と人出が予想されるため、朝5時半、1台の車に5人乗り込み、出発。高速を使って8時に輪王寺横の駐車場に着。何と、私のうしろ5台目ぐらいで満車になったようです。早く出てよかった。

東照宮開門は9時なので、それまで輪王寺を見学。

その後、東照宮の入場券を買う列に並びましたが、行列はおよそ200メートルはあったでしょう。9時を少し過ぎたあたりで東照宮の門をくぐりました。

東照宮へ来るのは37年ぶりです。

五重塔

陽明門

この陽明門を三島由紀夫風に表現すると、「息苦しいほどの装飾」

彼の小説「暁の寺」で、タイの仏教寺院【ワットアルン】について表現した部分を思い出します。

「塔の重層感、重複感は息苦しいほどであった。色彩と光輝に充ちた高さが、幾重にも刻まれて、頂きに向かって細まるさまは、幾重の夢が頭上からのしかかって来るかのようである。すこぶる急な階段の蹴込も隙間なく花紋で埋められ、それぞれの層を浮彫の人面鳥が支えている。一層一層が幾重の夢、幾重の期待、幾重の祈りで押し潰されながら、なお累積し累積して、空へ向かって躙り寄って成した極彩色の塔」

共通したものを感じます。

本殿まで見学し、そのあとは、東照宮裏手にある急な坂道を歩いて興宮（家康の墓）へ。

凄い人の数。

11時半に東照宮をあとにしましたが、入場券に並ぶ行列は500メートルはあったでしょう。彼らは一体、何時間待つのでしょう。

そのあとは昼食タイム。例によって下調べせずに入った店は、何とまあ店員の婆さんの態度の悪いこと！　Googleクチコミ見たら似たようなことが書いてありました。
カレーを頼んだ長男曰く、「明らかにレトルト」。

さて、このあとは中禅寺湖に向かいましょう。どうやらいろは坂も渋滞していないようです。

途中の明智平。ここのロープウェイに初めて乗りました。

中禅寺湖へ着いて、コーヒータイム。

注文から5分ほどで出てきた5つのアイスコーヒー。あまりに早すぎて怪しいと思っていたら、
次男曰く、「いつも飲んでいるブレンディの味」。

湖畔には人気店の「とんかつ浅井」など、真面目に営業しているお店もありますが、観光客相手にレトルトカレーやパックコーヒー出していたらいつか見放されてしまうでしょう。

まだ桜が咲いていました。

目の前にそびえる男体山

ここで、「中禅寺湖のあとは水前寺清子だ！」

と言ったら、誰も笑いませんでした。

それはよいとして、時刻は4時過ぎ。次は宇都宮市で餃子を食べることにします。

1時間半ほど走って宇都宮着。餃子通りへ行ったら、何とここも人の列！

目的の某ドン○ホーテ地下に行くと、さらに夥しい数の人。順番を取ったら、150組待ち！

近場で時間をつぶしたり買い物をしたりで時間をつぶし、一度断念して外に出るも、どこも漢籍または売り切れ。結局戻り、2時間半待ってようやく着席。

店内は屋台形式で、同じ空間に何店舗もの餃子店が並び、そこに行って注文してきます。飢餓状態の5人がバラバラに席を立って注文してきたら、テーブルに置ききれないほどの量。下の写真の量が2回転分以上はあったでしょう。

一人平均30個ぐらいでしょうか。気合いを入れて食べました。私はそれに加えてビール2杯+ごはん1杯。余った1人分ぐらいはタッパに入れてお持ち帰り。翌日朝、美味しくいただきました。

しかし、もう休日の宇都宮餃子に並ぶのはゴメンです。