猫の散歩

毎日暑いです。バイクに乗れないので、気がつけば今月最初の記事。

タイトルにあるように、ここ1ヶ月ほど、猫の散歩を始めました。今いる猫は四男であって、星になってしまった三男のあとに譲渡していただいた保護猫です。
猫は一般的に室内飼いするのがいいとされていますが、去勢して室内飼いとは、人間で言えば【恋愛禁止・外出禁止】ということであって、まぁ人間とは勝手なものです。

「だって外は車が走っていて危ないし、よその猫と喧嘩して病気もらうことだったあるでしょう」
という反論が聞えてきそうですが、車は人間が作り出したものです。

仮に、親から
【恋愛禁止・外出禁止・バイク禁止】
と言われ、まして
「あなたは恋愛してはいけません。もししたいなら、悪い女にひっかからないようにお母さんが決めてあげるわ。外出もだめよ。ましてバイクなんて危険な乗り物はもってのほかです！」
と言われたら、誰しも家出したくなってしまうに違いありません。

「世界ねこ歩き」というテレビ番組を見るたび、あんなふうに自由に伸び伸びとさせられたら…といつも思うのです。

当の猫も、ベランダに出すと大喜び。脱出防止をした1階のテラスからも外を眺める姿を見るにつけ、

「これは、外を歩かせてやらねばなるまい」

と思うに至り、ハーネスにリードをつけて出してみたわけです。

最初は、ハーネスをつけだけで大パニック！　装着するときも外すときも本気噛みで爪を立てましたが、5，6回で覚えたようです。今では毎日仕事から帰ると既に玄関で待機。すり寄ってきて散歩をせがみます。思う存分散歩させてあげたいのはやまやまですが、外が危険なことは事実。リードをつけて家の庭や前の道路を5メートルほど行き来し、15分ぐらいで切り上げます。隣は空き地で雑草が生えていますが、マダニがいる可能性もあり、入れません。
でも車が来たり犬の気配がすると、途端に逃げますので、不安にさせないように抱きかかえます。
短い時間の散歩ですが、とても満足しているようです。毎日暑いので、散歩はアスファルトが冷めてきた夕方としています。さて、冬はどうなることやら。