東山魁夷【唐招提寺御影堂障壁画展】を見てきました
もう行ってから1週間が経ってしまいましたが・・・
東山魁夷(ひがしやまかいい)は、日本を代表する日本画家です(変な言い方だな)。その作品には独特の静けさがあり、2017年には画伯が描いた【緑響く】の舞台となった御射鹿池にも行ってきました(この記事)。どの作品を見ても、緑や青を基調とした落ち着いた色合いがあり、静謐なさが漂う気がいたします。
このたび富山県美術館にて、画伯が唐招提寺に奉納した【波濤】を中心に展示されると聞いて、行ってきました。
美術館HPから要旨を抜粋すると、
【波濤】は、鑑真和上が数々の名作を残した画伯が、10年もの歳月を費やして完成させた記念碑的大作で、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画です。御影堂は唐招提寺を創建した唐の高僧・鑑真和上の尊像を安置するため昭和39(1964)年に建立されました。
その障壁画と尊像を納める厨子の制作を受託した東山は、日本の自然と鑑真和上の故郷である中国の風景を、5室の障壁画、全68面に描きました。
この日も10月なのに暑い日でした。
美術館外観
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