北陸便り

2021年2月10日 (水)

電気毛布の楽しみ

私が電気毛布を使うようになったのは、富山に来てからである。それまで、電気毛布などというものは頭から馬鹿にしていた。特に20代の頃など、ご高齢の方が「電気毛布がないと眠れない」などと言うのを聞いて、私は内心鼻で笑い、自分には完全に無縁の世界だと思っていた。そんなものがなくても、どんなに寒くても、ぐっすり眠れたからである。

しかし、富山の冬は寒いのである。特に雪がひとしきり降って止み、晴れた夜などは放射冷却で殊の外寒い。古い造りの社宅では、室内でも吐く息が白く見えるほどである。朝起きたときのファンヒーターの温度計は6℃や7℃である。とにかく寒いのである。
(まぁ私が育った、日当たりの悪い実家では、何度も0℃というのを見た、それでも風邪すらひかなかった)

 

数年前、ある健康的な不安から電気毛布を買った。その頃起ち居していたのは新しい独身寮であったが、全身を程良く温めてくれる電気毛布は、心地よかった。

 

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写真はイメージです

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2021年1月 9日 (土)

大雪です

今年初の更新です。全国20人の読者の皆さま、今年もよろしくお願い致します

さてテレビ等でニュースになっていますが、北陸を中心に大雪が続いています。私が住んでいる富山県某市も35年ぶりの大雪だそうで、1メートル以上降りました。自分史上も最高値です。

本格的に降り出したのは木曜日(1月7日)夜で、金曜日の朝起きたら積雪は約60センチぐらい、車の雪おろしに30分近くかけて出勤。
まぁここまではよかったのですが、帰宅は大渋滞で、毎日10分の通勤時間が2時間もかかってしまいました。どうやら原因は途中にある上り坂で、あまりの雪量に除雪装置(シャワー)能力がついていかずに踏み固められてアイスバーンとなり、そこをトラックが上ろうとしてハマり、道路上をスライドして真ん中に止まってしまい、それで上下線をふさいでしまった・・・というものでした。
しかし、そうと分かるまで1時間渋滞を我慢、トイレが気になってきたので業を煮やしてUターン、第2の帰路を選択、そこでこの上り坂の状況を発見したのでした。断念して第3の帰路を選んだら、何と15分で帰宅。最初からここを通るべきでした。

 

今日は通院で、病院の待合室から見た外の風景。ここは本来、タイルと地面に段差がなくフラットなのですが、ご覧のような吹きだまり。最も高いところは1.2メートルぐらいあるでしょう。

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ガラス窓越しの風景です。

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2020年12月30日 (水)

小説「ゼロの焦点」に描かれた北陸

連休で時間があるのでマメな更新です。

松本清張の小説はいくつも映画やテレビドラマになっていて有名ですが、そのひとつ「ゼロの焦点」を読んでみました。読んだ理由は、この小説の舞台が北陸であることで、私が北陸にいるのもいよいよ先が見えてきて、今のうちに読んでおくとよさそうだと興味が沸いたためです。

 

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ところで松本清張氏、Wikiによると出身は広島県ですが、北陸が出てくる小説は他にもあって、「けものみち」のヒロイン民子の出身は富山県高岡市伏木(ふしき)です。

しかしいろいろな小説や映画で、北陸という地は、《暗く、憂鬱な土地、犯罪者が逃げ隠れる地の果て》というイメージで語られることが多いようです。平家の落人伝説も多くありますし、15年間逃亡して時効寸前で逮捕された福田某も、一時期は石川県の和菓子屋におり、逮捕は福井県でされました。

「ゼロの焦点」に描かれた北陸も、やはりそのようなイメージで描かれています。

    ※テレビの健康食品のCMではありませんが、個人の感想です。また文章を切り取ったことで、意味が変化している可能性があります。

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2020年9月12日 (土)

岩瀬エリア(北前船の港町)

本日ドリーム店へ行き、ブレーキ液漏れを修理いただきました。これで安心して走れそうです。ついでに10月中旬に車検も依頼してきました。
今日も相変わらず暑いですが、吹いてくる風からは秋の空気が感じられます。今までとは違う、カラッとした空気です。

 

8号線を帰るのもつまらないので、富山県富山市岩瀬東町に寄ってみました。ここは、かつて北前船廻船問屋が栄えていた地で、今でもその建物と街並みが保存されています。

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2020年8月25日 (火)

野麦峠から道の駅明宝へ

本来の計画では、高山市方面から野麦峠に行くはずでした。が、先に野麦峠に行ってしまったので、高山市方面に参りましょう。松本市は暑そうですし。
なお、小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリングは、まだ続きます。この日の野麦峠関連はここまでということです。

 

ちょうどお昼になったので、道の駅ななもり清見にて昼食。天ざる大盛り(2段)をいただきました。

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大変おいしゅうございました。

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2020年8月23日 (日)

小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリング 第2回

8月22日の暑い日、シリーズ化しようとしている小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリングの第2弾に行ってきました。しかし事前準備が悪かったため、予定と違った内容になってしまいましたが。

今回はかきさんと一緒で、朝7時にかきさん宅を出発。
予定ではまず高山市に入り、そこから「飛騨ぶり街道」を走って野麦峠へ、そこから野麦街道を走ってできれば松本まで……と思ってはいましたが、ナビの設定を高山市の適当なところに設定して高山市が近づいたところで止まると、あれ、あと40km以上もある、方角もちょっと違うというわけで、予定変更。先に野麦峠に行き、そこから高山市に向かうことに。当初の予定と逆になりました。

一緒に走るのも久々なので、B+COMのペアリングにも苦労しながら、くねくね道を走り、安房トンネルを抜けて、野麦峠着。

 

政井みねと兄の辰二郎の石像。これを見るのは3回目ですが、小説を読んでから見るのは感慨深いものです。

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小説によれば当時みねは20才、辰二郎は31才でした。高山市にいた辰二郎は、岡谷の生糸工場で働いていたみねの工場から「ミネビヨウキスグヒキトレ」という電報を受け取ります。彼は岐阜県高山市角川から長野県岡谷市まで、7つの峠と30里以上ある険しい山道(つまり120km以上)を休まず歩き、たった2日で辿り着いたといいます。

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2020年7月 5日 (日)

ほぼ能登一周ツー

もう1週間経ってしまいましたが、能登ツーの話です。

6月27日(土)、ホワイトさんがバイクで久々に富山に来たので、かきさん宅の飲み会にお呼ばれしました。もちろんSocial Distance を取って着席です。気心の知れた仲間と一杯飲み、翌日はツー。いいものですね。お二人とも言っておられますが、この3人だとペース配分やらスピードやら、とても快適に走れます。

 

27日、岐阜県神岡あたりまでホワイトさんをお迎えに行ったとき。GL1800、K1600GTL、CB400です。^^;

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2020年6月13日 (土)

R471、472の酷道を振り返る

6月7日(日)のツーでたまたま行ってしまったR471と472、酷道部分を走ったのはおそらく1時間前後ですが、

今までのバイクライフで最も過酷で最も恐ろしい道でした。二度と行きたくありません。


あの道をもう1回CB1300で走ってこいと言われても、また無事に帰ってくる自信もありません。途中すれ違ったバイクは、酷道でない場所で1台だけでした。

この酷道っぷりを全国20人の読者にどう伝えようかと悩んでいたところ、なるほどYOUTUBEにあるのです。動画とGoogle MAPのスクリーンショットを交えながら、酷道っぷりをご紹介しましょう。

 

まずはこの動画。バイク(Z1000)で富山県富山市八尾からスタートして岐阜県飛騨市河合町角川へ出ていますので、私が走ったルートとほぼ同じです。R471~472に興味のある方、走ってみたいという方は是非ご覧あれ。

 

動画で見てもなかななの酷道ですね。26:40あたりからはブラインドで路面の荒れたヘアピンカーブが連続し、見ているだけでハラハラします。

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2020年6月 7日 (日)

小説「あゝ野麦峠」の舞台を訪ねるツーリング 第1回

冬に小説「あゝ野麦峠」を読んで感銘を受けて以来、その舞台を訪ねようと思っていました。昨夜の天気予報を見て、行こうと突然決めて今日は朝6時に起きました。
しかし「続あゝ野麦峠」にあるように、スタートは富山県の越中八尾から新潟、ゴールは長野県諏訪湖畔や岡谷市まで小説の舞台を一気に走ることなどできません。なので今回は、富山から近い飛騨市に絞りました。
「あゝ野麦峠」 +「 飛騨市」とくれば、答は「政井みね」さん(以下敬称略)です。まぁ読まないと分かりませんよね。「あゝ野麦峠」の主人公は広く工女全般とも言えるのですが、その前半で悲劇的に語られる主役が、現飛騨市河合町角川生まれの政井みねです。

 

7時、「ナビの設定を《距離優先》にして出発しました。
ナビはなぜか、「越中八尾」を経由し、「利賀村水無」を経由し、旧道だかの国道472、471号線を山の中へ案内するではありませんか。いずれも小説に出てきた場所です。しかし走るほどに山は深くなり道は狭くなり、ぐんぐん淋しくなってきました。気がつけば、Uターンもできないほどの崖っぷちの道を延々と走っているのです。

それでも途中、乗鞍岳(たぶん)《訂正します、御嶽山でした》が見える絶景が1箇所ありました。作者はこのあたりの地形についてこう書いています。
「えんえんと連なる峠道は、暗い女工哀史のイメージではなく、むしろ中央アジアのカラコルムか、天山山脈あたりを越えていくシルクロードを思わせる」

スマホ撮影。デジイチ持ってこなかったのを後悔。

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2020年4月12日 (日)

庄川沿いの桜

最近の休日は天候に恵まれませんが、今日も曇り。いつもの休日のとおり遅く起きたので、11時に出かけました。
11時なんて、朝練の方はもう帰ってくる時刻ですが。

行き先は、能登方面からちょいと趣向を変え、近くの内陸部である「庄川水記念公園」へ。

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ここは庄川の堤防沿いをずっと走っていくと、直前に2,3回曲がるだけで到着します。

たくさんの桜が植えられているので、例年多くの人で賑わいます。しかし今日は駐車場に車は数台のみ。人もまばらで、時折冷たい風が吹くと、桜の花もはらはらと散り始めるのでした。

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